今回は
先行申込と
先行契約についてご説明いたします。
お部屋探しのご経験がある方でしたら、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
当社でも頻度の高いお申込ご契約方法です。
インターネットに掲載されている広告で気にいったお部屋があれば、ご見学をご希望されるかと思います。
しかし、現在の入居者が退去前のためにご見学が出来ないお部屋もございます。
特に鮮度の高い新着情報は、解約予告提出直後の新規募集部屋であることが多いです。
その場合、ご見学までに1~2ヵ月以上の期間を待たなければなりません。
その対応策が「先行申込」と「先行契約」です。
双方とも「ご見学前のお申込」が共通で必須です。
相違点は「ご見学後のご契約可否」の選択が可能か不可能かの違いです。
【 先行申込について 】
先行申込は
ご見学までお部屋の確保が出来るお申込方法です。
〈 メリット 〉
気にいったお部屋が建築中の場合や現入居者が退去前の場合に、事前にお申込をすることによりお部屋の確保が可能です。
ご見学可能となった段階でご見学いただき、ご契約の可否をご判断いただけます。
条件に合わなかった場合にキャンセルが可能で、同時に見学をして気に入ったその他のお部屋へのお申込切替も可能です。
お申込をキャンセルすることによる
キャンセル料も発生しないため、リスクが少なく効率的なお部屋探しができます。
〈 デメリット 〉
お部屋の確保には通常のお申込お手続きが必要で審査も進行します。
審査に必要な書類もご提出が必要でございます。
貸主側としてはお申込はご条件に合うお部屋でご契約に前向きな状態との考えのためです。
ご見学後にご契約可否の判断を受け付けている理由は、ご入居後のトラブルを防ぐためです。
また、先行申込は先着順が一般的なのですが、先行契約を優先されるケースやお申込書(必要書類)に不備がある状態に別のお申込者を優先されるケースもあります。
賃料や入居時期などの契約条件の交渉も断られることが多く、別のお申込者を優先される要因です。
【 先行契約について 】
先行契約は
お部屋を確保するために未見学でご契約するお申込方法です。
〈 メリット 〉
好条件な人気物件が多く、競争率が高いお部屋が先行契約となるケースがあります。
また、都心部などの好立地のお部屋も先行契約のケースが多くあります。
当社の実績では
「礼金無料」「賃料1ヶ月無料」「先行契約限定の賃料減額契約」などのお部屋で先行契約のケースもありました。
〈 デメリット 〉
ご契約を結んでいただくため、ご見学後にキャンセルをすることができません。
どうしてもキャンセル希望の場合は賃貸借契約の解約扱いとなり、ご契約時初期費用が返金されない場合もあります。
キャンセルが可能な先行申込よりも好条件なお部屋が多いのですが、リスクも高くなってしまいます。
インターネットの普及により
大手賃貸サイトのおとり広告や誇大広告が問題となっておりますが、以前よりもお部屋の情報を取得しやすく、募集開始からお申込までの期間が短くなっております。
当社では「先行申込」をお勧めしており、担当エージェントがお客様の気に入ったお部屋がご見学できるまで徹底的に物件情報をご紹介させていただいております。
お部屋探しのご依頼だけではなく、ご不明な点やご心配な点についてもお気軽にご相談くださいませ。
御茶ノ水不動産スーペリアホーム
東京 文京区の不動産仲介業
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